祐馬の教育実習が終わりました。
本当にあっという間の3週間でしたが、
サッカー部としては、
それこそ3ヶ月分の成果のある練習をしてもらい、感謝しかありません。
本当にありがとうございました!
祐馬は、とにかくサッカーが好きで、向上心が高く、負けず嫌いな性格でした。
祐馬と出会ったのは、最良枠の入試でした。
その後、合格を決めると、さっそく春休みに一人で小山高校の練習に来ました。
その時の小山高校の3年生はとにかく強く、速く、楽しくと三つ揃っていた中で、中学3年生の祐馬は、ビビることなく練習をしていました。
芯は細かったですが、ボール感覚の長けている選手だなぁと感じたことを覚えています。
その後、小山高校サッカー部に入部しました。力のある3年生のインターハイでの戦いぶりを見て、かなりの刺激を受けたと思います。
『凄い強い高校に入ったと思いました』
と前に祐馬がその時の心境を言っていたのが懐かしいです。
とにかくサッカーには妥協をしない性格でした。学校生活では一際目立つ感じではなかったけれど、放課後のグランドでは一際目立つ存在でした。
走りのメニューも手を抜くことはありませんでした。とにかく前へ前へと追い込んでいたことを覚えています。
クロスカントリー大会では、
1時間29分台という驚異的な記録を2年生の時に叩き出しました。
去年のトップよりも、実に5分以上早いと思います。
ドリブルにシュートにパスにと、割と器用にできるタイプでしたが、シュートが好きだった印象にありました。
練習中のシュート練習でさえ、
外すと大きな声で悔しがっていました。
毎日居残って練習していました。
家に帰ってからも、近所の公園などでボールを蹴っていました。
試合中は、とにかく前に前に走りました。
ボールをとにかく追いかけました。
自分のミスで取られると、
必死で取り返しにダッシュしました。
とにかく声を出しました。
サボっている味方には厳しい声をかけ、
自分には味方以上に、厳しさを持って接しました。
OBの先輩方が来ると、臆することなく、とにかく向かっていきました。いつも以上に練習になると感じたのか、必死で戦っていました。
気持ちのある選手でした。
一年生の頃は下手だったと思います。
弱かったと思います。
でも、努力を続け、向上心を持って生活をし続けた結果、
三年生ではかなりたくましくなりました。
他校の先生方からも小山の3トップを高く評価されました。祐馬なくして、この3トップは成り立ちませんでした。
学校生活では応援委員をやりました。
三年生にあがるときに、ホームルーム委員長をやりたいということで、応援委員からは外れましたが、クラスを引っ張っていってくれました。
提出物や挨拶など、本当に基本的な部分は当たり前にやっていました。
昨日、教職員とのお疲れ様会をやりました。
その中で、
『やっぱり気持ちですよ!』
と祐馬が言い、
それを聞いていたある先生が、
『やっぱり高木先生の教え子だね!』
と。
気持ちが大事です。
技術を教わったことで終わってはいけません。
祐馬から教わり、
今後に生かしていかなければいけない本当の部分は、
【彼のサッカーに対する姿勢】
です。
そのことを現役の選手のみんなは、忘れてはいけません。
祐馬、ありがとう‼️
また、サッカーやりましょう⚽️
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