アンケートのご協力ありがとうございます。
選手もマネージャーも保護者の皆様も本音といいますか、心の素直な想いを知ることができました。色々な想いがありました。色々な想い、考えがあって当然のことだと思います。
ここからは、自分、高木の考えです。
長い文章になってしまうかと思いますが、読んでくれたら嬉しいです。
本当に前代未聞の事態ですので、正解などないですが、でも、何か考えていかなければいけなと思っています。そして、それは独りよがりの価値観ではダメですし、いろいろな立場の方、状況の方、色々な職業の方、外国の状況なども知る必要があるし、インターネットでの情報だけでなく、本当に現場の声、こういった部員の声、生徒の声というのも大事だと思っています。
そういったことをしていく中で、こんな事を感じています。
まず、一番は医療現場の事を考えました。
報道である通りのことと、現場で本当に起こっていることを知ろうとしました。
僕には、学生時代の大切な同級生が看護師をやっています。
愛知の病院で看護師をやっています。
かなりメンタル的に厳しく、負けそうになったり、負の感情を抱きそうになったり、でも使命感を持って頑張らないといけないし、でも、一番に苦しんでいるのは、目の前の患者さんだから頑張らないといけないし、暗い表情になったらいけないし、そんな時に、音楽は本当に支えになり、勇気づけられ、元気づけられ、つかの間のリラックスの時間となるそうです。
医療現場の方は、とにかく『患者さん』『その家族』『市民』のために、自分以外の誰かの為に頑張っています。
だから、医療現場の方には、『自分自身を大切にしてください』という労いの言葉がかけられています。
次に、コロナウイルスの影響で、仕事にかなりの影響が出てしまっている人たちのことを考えました。僕のような公務員は、本当にこの面では、こんなに危機的な状況なのに、ぬるま湯に浸かっていると強く感じてしまいます。教員の危機感というのはとても薄く、ダメだなと本当に感じている中、本当に経営破綻してしまう会社や、給料の激減など、生活に支障をきたしてしまう人たちも多くいます。
なかなか、希望の光を見いだせず、頭を悩ませ、夜も眠れずにネガティブサイクルになっている会社や、とにかくなんとか辛抱している会社もあるとは思いますが、そんな中でも、何とか乗り越えようと、テイクアウトを新規に始めたりする会社もあります。
例えば、この新規のテイクアウト事業については、自分たちの会社の売り上げを何とか少しでもあげたいという想いがありながらも、同時に、従業員の家族の為に少しでも給与を与えないといけないという他社への想いや、一般市民の食のために尽力してくれていると思います。自分と周りの為に頑張っていると、今できることを頑張っていると思います。
そんなとき、自分自身の事を考えました。
僕の同級生の看護師さんは、
本当に今も、全力で神経を使いながら、心を使いながら、医療現場の最前線で働いてくれています。自分以外の周りの人の為に頑張ってくれています。
ネガティブな気持ちになる余裕もないほどに、必死で戦っていると思います。
でも、自分は医療従事者ではありません。
コロナウイルスと戦う最前線には立てません。
でも、
誰かの為に頑張らなければいけないと強く感じます。
テイクアウト事業の方を例にとっても、誰かの為に頑張ってくれています。
ネガティブになりながらも、希望を信じて頑張っているのだと思います。
自分自身は頑張っているでしょうかと。感じます。
ネガティブになっていないかと。
休校措置となり始めた頃は、不満やため息などが正直出ていました。
でも、
自分自身の今の状況が、
ネガティブになるような状況ではないと本当に今は感じます。
それは、教員だからかもしれません。
もちろん、新学期がスタートできないことのもどかしさ。
そして、部活動で積み重ねてきたものが、崩れそうになっている悔しさ。
それは、あります。
みんなも同じようにインターハイへの想い、部活動への想いなどあるのと同じようにです。
でも、世界の状況や、日本の状況はそんなものではありません。
この程度の悔しさやもどかしさなんて、本当に小さいものだと感じます。
それは、最前線の医療現場の方のことを知ったからです。
友達の心境を知ったからです。
経営者の辛さを知ったからです。
従業員の辛さを知ったからです。
そして、コロナウイルスで亡くなった方、ご家族の悲しみを知ったからです。
そして、テレビでもネットでも言われている
『今、できることをやろう』
ということですが、
ここまでの長い考えがなかなかまとまっていませんが、
この、今できることをやろうということについて、
自分なりに整理ができました。
この状況下で、私たちに大切なことは2つだと。
① 今、自分のためにできることやろう
→ これは、自分磨きです。絶対にコロナウイルスは終息します。だから、その時に、自分が光り輝いていられるように、自分を磨いておくことです。
それは、単に勉強とか運動とかいうような知識の量や数値で測れることばかりではなく、
一言でいうと【人間性を高めておく】ということになりますが、わがままでなく、全体を考えられる視野や価値観、優しさ、広さ、たくましさなど、心の面の自分磨きです。
② 今、誰かのためにできることをやろう
→ これは、自分以外の誰かを幸せにしたり、元気づけたり、手伝ったり、助けたり、支援したり、勇気づけたり、そういったことをすることです。医療現場の方は、この②が100%近いのだと思います。どんなことでも、些細なことからでもいいので、周りの人を幸せにすることして欲しいですし、今幸せにできなくとも、今やっていることが、未来の誰かの幸せや笑顔や感動になることにつながればいいし、そういう意識をもってやれているかが大切だと思います。
①自分の為に
②誰かの為に
この2つが、今の自分の生活の中で、何対何なのかを考えることが大切だと思います。
医療現場の方は、1%:99%のような感じかもしれません。
僕は教員です。正直1%:99%のようになっていません。
でも、STAY HOMEをはじめとした感染症予防の対策をすることで、そのこと自体が誰かの為になっていると思いますし、授業の動画を作ったり、何かしらで部員にアプローチしたりすることも、②誰かのため に時間を使っていることだと思います。また、大好きな音楽を通して、一人でも二人でも元気を届けることができればと、ちょっと芸能人のような感覚で何言っているんだと思われてしまうかもしれませんが、そう思っています。
①自分の為に の%が多くなってはいけないと思います。
それが、50%を超えた時点で、わがまま で 自分勝手な生き方だと。
この地球のピンチに、わがまま や 自分勝手は コロナウイルス以上の脅威だと思います。
長くなりました。
とにかく、②誰かのために、自分以外のために
この想いを少しでも強くしながらも、
①自分のために 自分を大切にしていけたらと思います。
最後に、
医療現場の方には感謝しかありません。
ある国では、
夜の9時に、各家庭で外に出て、
外といっても玄関先やベランダぐらいですが、
そこで、医療現場の方々に向けての感謝とエールを込めて
『拍手』や『エール』や『感謝の言葉』を叫ぶそうです。
街中で、夜9時に、同時に起こるそうです。
そんなことも大切なことだと思います。
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