11年間ありがとうございました


本日3月31日をもちまして

11年間の小山高校での勤務が終わりました。


11年間という長き月日がそうさせているのか

実感がまだ沸かず

明日も明後日も

小山高校にいき、グランドで変わらずにサッカーをやっているのではないかと

思ってしまっています。


といっても

現実としては、もうこのグランドで小山高校サッカー部として

サッカーをすることはなくなってしまいました。


昨日今日と、現役の部員にお別れ会を開いてもらいました。

一人一人からの言葉と手紙に

目頭が熱くなりました。


なかなか想いを行動に移すのが苦手な奥手な1,2年生ですが、

何か最後に一歩前進してこれた気がします。

これからも想いを形に、行動にしていって欲しいです。

そんな人間になって欲しいです。


OBもコロナ禍ではありましたが、

来てくれて、一緒にゲームをしました。


『いつ練習は終わるのか…』


という土日の練習を彷彿させるような

ゲーム形式の練習を何本も行い、くたくたになりました。

くたくたになっても

やはりサッカーは楽しいです。




11年間を振り返ると

本当に多くの選手・マネージャー

そして、そのご家族との出会いがあり、

また、たくさんの先生方との出会いがありました。


選手は、部長を振り返ってみると

だいすけ

阿部

元春

真也

一世

拓真

陸斗

中島

竣太

絢汰

と計12人のキャプテンがいました。

それぞれの代に

それぞれの個性があり、

いろいろな思い出が蘇ります。


一緒に小山高校サッカー部を育ててきた先生方も

中島将治先生

鈴木翔太先生

岡田弘先生

西川貴之先生

嶋諭志先生

河合貴之先生

と、計6人の先生方に支えられて今があります。


本当にお世話になりました。

ありがとうございました。



私が信念としている

『人間的成長なくして、他の向上なし』

この言葉を貫き通した11年間でした。


人間的な成長とは

さまざまなことがあります。

そして、それは

各代に共通している部分もあれば、

各代ごとに異なる部分もありました。


人間的な未熟さに気づき

人間的に成長していこと歩んだ日々に

部活動の価値がありました。

部活動の意味がありました。


人間的な成長をしていくと

比例して

『応援される人間、集団』

になっていきました。


そして、今まで気が付かなかったことに

気づくようになります。


そこに成長を実感できるのだと思います。



サッカー部が

小山高校のあらゆる場面で活躍し

学校に貢献をするようになってきました。


応援委員会は、大変な委員会ですが

サッカー部が牽引し

毎年応援団長をやっていきました。


毎年の笙陵祭では

カラーリーダーとなったり

実行委員となったりして

学校を盛り上げていきました。


新体力テストでの

シャトルランでは

サッカー部員が最後まで残り続けて

その中でもトップはサッカー部が取ったり、


22㎞の頃のクロスカントリー大会でも

サッカー部が一位を獲得することが多かったですし、

上位に多くの選手がいました。


また、選手の活躍のみならず、

心優しい素敵なマネージャーにも支えられました。

選手のために、チームのために

献身的に活動し、

千羽鶴や勝利のお守りなど

本当に勝利の女神さまのように

頑張ってくれました。



優しい部員に囲まれて幸せでした。


誕生日には、毎回様々な試行をこらした演出をしてくれました。

毎年、楽しみにしっちゃっていました。

嬉しかったです。ありがとう。




こんな素敵な11年間を送ることができたのも

こんなに素敵な部員に恵まれたからです

こんなに素敵な先生方に恵まれたからです

そして、

素敵な保護者の皆様の支え、想いがあったからです。


どんなときでも

一番子どもたちの近くでサポートしてくださったご家族の皆様

本当にありがとうございました。


少しでもお預かりしたお子様が

人間的に成長できるように

尽力してまいりました。

入部当初の1年生から

卒業時には

大きく変化していたと思います。

大変な時期もありましたが、

皆様の支えのもと

大変を乗り越え

大きく成長できたと感じます。


本当にありがとうございました。




一緒にサッカーをするのが好きでした。

B戦にも出るのが普通になっていました。

年々体が動かなくなってくるのに気づきました。

プレースタイルを変えました。

今できることを見極め

今できることを今後もやっていきたいと思います。

尊敬する三浦知良さんの歳まで

プロではありませんが、

子どもたちと一緒にサッカーをしていきます。

また、どこかのグランドで

一緒にサッカーをする機会があれば嬉しいです。



本当に11年間ありがとうございました。

このブログを書くのもこれで最後になります。

寂しい想いでいっぱいです。


沼津城北高校にいっても

志を掲げ

人間的成長を目指し

感謝を行動に移せる

そんなサッカーを展開できたらと思います。




今まで本当にお世話になりました。

本当にありがとうございました。

これからもずっと小山高校サッカー部を応援していきます。


悲願の県大会出場を果たしてください。



最後に大好きな言葉を送ります。



今を頑張れない者に
未来を語る資格なし



今日を全力でがんばろう



ありがとうございました。


2021年3月30日
小山高校サッカー部監督
高木 聡




kokorozashi family

静岡県立小山高校サッカー部HP

0コメント

  • 1000 / 1000