2/3節分の日に、東芝機械(株)サッカー部の皆さまと練習試合をさせて頂きました。
6年前くらいから縁があり、一年に一回くらいのペースでやらせて頂いており、本当に有り難いです。しかも今年の3年生の小野寺春哉選手が次年度より東芝機械(株)サッカー部にお世話になる事にもなりました。
これで楽しみが増えました。頑張って欲しいと思います。
試合は、0-5と大差がついての敗戦となりました。社会人の体のスピードや判断のスピードに前半の最初は苦しみ防戦一方となりました。実力差があるチームに対して、ボールを前に運ぶ事を意識しないと、とにかく押し込まれてしまいます。
前半は、前にという思いはあったのですが、苦し紛れにとりあえず前に蹴るシーンや逆風の影響やキック力の影響でクリアも相手のDFラインを全く越えることができないという流れでした。とにかくボールを拾われ、繋がれて、揺さぶられ、と苦しい展開でした。
『前を意識する』
これは、単に前に蹴る、裏に蹴るという事ではありません。
前に運ぶために後ろでボールを受ける事も必要です。ですが、前にいい状態で運べればいいですが、そう単純ではありません。いい状態でなければ、後ろに下げることも必要です。
今日の前半のセンターバックの裕太と陸也は前に運ぶために後ろで受けるという意識が少なかったと思います。
また、1トップの橋山にどんなボールを供給した方がいいかを考えなければいけません。
高いボールをいれたところで、勝てる確率は低いです。その事を考えたでしょうか?
浮き玉でヘディングで競らせるパスではなくて、足元へのボールを入れるべきです。こういった事を考えて後ろの選手はボールをいれなくてはいけません。
また、今回ボランチではなく、その一つ上のポジションで中島が入りました。だから、橋山と中島のポジションが近くなり、そこで起点が生まれます。この2人にいい形でいれる事が攻撃における最重要項目の一つです。
それを意識したでしょうか?
サイドバックやアンカーやセンターバックは、中島の位置を常に確認していたでしょうか?今後の試合はここが大事になってくるでしょう。
また、今日の試合で良かったのは、以前はタッチ数を減らしてパスパスという意識が強すぎて、ターンできるのにせずに、後ろにはたいたりして、ボールが前に進まないことが多かったですが、今日は運ぶドリブルが多く見られたので良かったです。
ドリブルは主に
①相手を抜き去るドリブル
②相手に取られないようにするドリブル(キープ)
③スペースにボールを運ぶドリブル
②や③を増やせるようになるといいと感じました。もともとドリブルが好きで得意な選手が中島、坂元、萩田、橋山といるので、この長所を活かしてあげたいと感じます。
他にも長所をとにかく最大限に活かすサッカーを考えて追求していかなければなりません。特に選手14名と少数だからこそ、それぞれの長所を最大限理解して、共有して、活かす!これが県大会出場への道だと感じます。
そういったこともこの2月、3月しっかりと見つめていきたいと思います。
今日も風が強く寒い中、チームのために頑張ってくれたマネージャーの3人。
人数不足を補填してくれたOBのみんな。
遠くまでの送迎と応援をして下さった保護者の皆様。
そして、貴重な機会を下さいました東芝機械の皆様。
本当にありがとうございました!
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