チームワークという言葉がある。
この言葉は、スポーツの世界でよく耳にするかもしれないが、本来はビジネスの現場でスタートした。もっというと、スタートは外食産業からだ。
自分は教員になる前に、外食産業で働いていて、新入社員研修の時に色々な事を教わるなかで、この『チームワーク』の意味を教わった事が今でもとても強い印象として残っている。
チームワークの良さというと、
チームのメンバーの仲の良さとか気心の知れた仲間だとか、考え方が同じで居心地が良いだとか…そんなイメージを持ちがちであるが、
チームワークという言葉の本来の意味は、
『チームを構成している個人個人が、それぞれに与えられた役割をしっかりと果たすこと』
である。
チームにおいて、自分自身に与えられた役割を理解し、それを全力でやること。
である。
選手は選手として与えられた役割をやる。
1年生は1年生として与えられた役割をやる。
2年生は2年生として与えられた役割をやる。
キャプテンはキャプテンとして与えられた役割をやる。
副キャプテンは副キャプテンとして与えられた役割をやる。
マネージャーはマネージャーとして与えられた役割をやる。
監督は監督として与えられた役割をやる。
これがチームワークである。
これがあればうまくいく。
これを忘れてはいけない。
物事は意外と
意外なほどに
シンプルである。
大切なことこそ
シンプルである。
みんなも、
自分も、
与えられた役割をやる。
使命を全うする。
これが大事なのではないだろうか。
人のことをあれこれ考える前に、
人のことをあれこれ意識する前に、
自分の役割をとにかくやり続けることが大事なことだと思う。
それを一人一人がしっかりとやれたのであれば、必ず上手くいく。
そして、
この事を信じるかどうかである。
以上。
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