貫くこと


今日の放課後に、全体のミーティングをしました。


選手権が終わり、3年生の今の気持ちや、これまでの部活動を振り返ってを語ってもらいました。


赤点を取ってしまったことの失敗談や

怪我や体調不良で時間を無駄にしてしまった後悔

スタメンを勝ち取れなかったことへの悔しさ

何も考えずに練習をしていた1年生の時期への後悔

先生や部員に迷惑をかけてしまったこと


ダメだったと思うこともあれば、


委員長などを経験して成長できた

中学時代には考えられなかった熱さが生まれた

飛龍戦が負けたけど一番燃えて楽しかった

支えられていることへの感謝がわかるようになった

小山高校サッカー部で良かった


いいこともありました。



迷惑を本当にかけたという思い出の方が

なぜ、心にぐっとくるのでしょう。

苦しい時期のことの方が

なぜ、心にぐっとくるのでしょう。


きっと、そういう時期の方が本気だったからでしょう。

本気で悩み、本気考え、本気で行動する

本気っていうことが大切だとあらためて感じます。


マネージャーのみくの話が泣けた。

心ではめちゃくちゃ泣いていたが、我慢した。

心のこもった、想いのこもった話だった。



今日、みんなには素直な気持ちを話しました。

結果が出なかったことや

選手権後のモヤモヤした感情


『俺自身が、選手権に全てを賭けることが出来なかった』



みんなには、

『全力を出せ』とか

『やれることが、もっとあるだろ』とか

『足りない』とか

『飛龍戦に全てを賭けよう』

と言ってきたのに

賭けきれない部分がどうしてもあった。

この『どうしても』が言い訳に聞こえてしまうかもしれない。


もっと、出来ることがあったと思う。

そこが足りなかった。

もっと、関わってあげられたと思う。




『貫く』

とは、簡単に聞こえて、とても難しい。

今日、自分自身が貫くことができなかったという話をした。


でも、自信を持って貫いたことはある。


みんなには、

『サッカーはもちろん全力でやるけれど、

学校生活、勉強、行事も

サッカー部が全力で引っ張って行け!』


と強く伝えてきたつもりだ。


これが、結果が出ない、勝てない理由なのかもしれないが

・サッカーも全力でやった

・授業も全力でやった

・進路の仕事も全力でやった

・学年の仕事も全力でやった

・行事の仕事も全力でやった

全部頑張ってやってきた自信はある。


あんまり練習に顔を出せなくて申し訳ない。

飛龍戦直前なのに、他の事を捨てられなかった。

でも、これは自信がある。

すべてを全力でやった。


それは、これからも変わらない自分のスタンスなのだと思う。




さぁ、1、2年生はどうするか?


何かを得るためには、何かを捨てなければいけない。

自分自身の自由な時間を、どれだけ捨てられるかだろう

自分自身の自由な時間を、どれだけサッカーの時間に変えられるか。

どれだけ、自分の成長の時間に変えられるか。

そして、

どれだけ甘えを捨てられるかだろう



本当にあっという間に

『引退』

のその日は来る。

その日に

どんな表情で

どんな瞳で

どんな話ができるのか


それは、

今後の行動が作っていくのだと思います。


あっという間です。

今を全力で

そして

常に挑戦を!








kokorozashi family

静岡県立小山高校サッカー部HP

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