それでも、夏をやり切ろう

波崎遠征が急遽中止になってしまい、
本当に貴重な試合経験(計7試合)がなくなり、夏の中盤戦が物足りなく感じてしまう中、オフ前のトレーニングをしました。


波崎がなくなってしまったので、
いつもと違うメニューを3日間行いました。


①基礎力の向上
基礎というと、『止める蹴る』
ですが、本当に色々な止めるがあり、蹴るがあります。

この3日間は、
相手を背負った状態などの混戦時において、
パサーは相手から遠い味方の足にボールを『蹴り』
背負いながら、半身で相手を抑えて、混戦時の中で空いているスペースにボールを『止める』

これもなかなか難しい。

また、浮き玉を
足元に『止める』ことや、
ウェッジコントロールで、シュート体制まで持っていけるような『止める』

をやりました。

結局は、このレベルがまだまだ低いので、
ミスでボールを失うことが多いのが現状です。

この部分は全体練習ではなく、
個人の自主練習で
地味にコツコツと
『努力』
をしていくことが、
勝ちへの道でしょう!


努力とは、
見た目かっこいい事ではなく、
地味な事を
誰よりもコツコツとやることです。

そんな選手が一人いたら、
変わると感じる。



②トップの動き出し&パスの供給
ディフェンスラインのパス回しのどのタイミングで、どういう動き出しがあるのかを、
いくつかのパターンを示しながらやりました。

特に感じたのは、
『タイミング』
ということを全く意識せずにこれまでやっていたということがわかったと思います。

パサーにボールが入るまでは、準備です。
準備とは、
自分のポジションと相手のポジションの関係性とボールの位置を見て、どういったオフザボールをすれば、相手の視野をゆさぶり、自分に優位な状況になるかを考え(しかも一瞬で考え)、どの位置でボールを受けるのか(優先は裏、そして足元)。これを考えるのです。

この一連の動きを、パサーのタイミングを無視して行うと、ただの訳の分からない意味の無い動きになってしまいます。

当然マーカーもボールを見て、ボール保持者のタイミングを見ています。だから、このタイミングがとても大切。だけど、今日の練習や最後のゲームではタイミングを無視していることが多くある。
受け手と出し手のタイミングを合わせることが大切で、その正しいタイミングの例をいくつか示したが、それを自分で実践して体得していくしかないだろう。

こればかりは、
家でイメージトレーニングをして、
プロの動きを動画で見て、
全体練習で試す。

この繰り返ししかない。

繰り返せますか?



③五原則の徹底
やはり難しいからこそ、
強い意識を持たせてやらないと出来ないと、反省した。

1.声を出す
2.球際を強くいく
3.セカンドボールを拾う
4.攻守の切り替えを速くする
5.ハードワークする


強い意識づけをして、
夏をやり切りたい。





夏の終盤戦がオフ明けにある。

ここに夏の全てがかかっていると思う。


いつも言っているが、


俺に頼ることなく、
キャプテンに頼ることなく、
先輩に頼ることなく、
仲間に頼ることなく、


『自分自身』

が、昨日の自分自身を超えてみせると、
成長してみせると、
そういう気持ちを持ってやって欲しい。


そうすれば、
チームの雰囲気がすげぇいいに決まっている。

いつも言っているが人のせいにするな!

チームの雰囲気は、
自分の雰囲気だ。

その事を忘れずに、オフ明けに
『気合い入れてあいましょう!』


kokorozashi family

静岡県立小山高校サッカー部HP

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