サッカー

今日のトレーニングでは、
『頭の回転を止めないこと』
『頭の回転を早くすること』

この二つが勝ち上がっていくために非常に重要なことだと伝えた。
サッカーの勝負とは
究極の頭の勝負だと思う。


色々かスポーツについて専門家ではないけれど…

例えば、野球。
色々とイメージをしながら、予測をしながら打席に立ったり、守備位置についたりするが、思考の継続とスピード感というのは、サッカーほどではない。攻守の切り替えというものもない。


例えば、テニス。
展開は早い。ボールがいったりきたりして、その中でどんな風にボールを返そうと一瞬で判断していくのだろう。
ただ、相手と自分だけのテニス。見ておかなければいけない事の種類や広さはサッカーほどではない。


例えば、陸上競技。
競技中に判断することがどれほどあるのか。
事前の準備、コンディショニングが大部分をしめるスポーツ。競技時間も一瞬のものが多く、あれこれと判断する時間もない。


例えば、バレーボール。
素人の集まり、教職員バレー大会でも、割とバレーボールは形になる。当然、専門家がやればかなり細かい所まで突き詰めるのだろうけれど、割とイメージが出来るスポーツ。テニスなどのネット競技はイメージがしやすい。ゆえに、判断もしやすい。




サッカーはどうだろう。バスケットは割とサッカーよりだけど、また違いがある。


サッカーは、素人の集まりでやると、サッカーにならない。どうやって攻めていいか、どうやって守っていいか、どこにポジションをつけばいいか、わからないからだ。
それだけ、『考えること』が要求される。

サッカーは、専門家の集まりでさえ、
どう攻めるのかという事においても、色々だ。バレーボールは、レシーブして、トスをして、アタックする。誰もがイメージ出来る攻撃。しかし、サッカーはどうだろう?
センターバックから相手のゴールまでの道のりが簡単にイメージ出来るだろうか?


だから、考える事が多く、見なければいけないこと(情報量)も多く、先の先までイメージする想像力が必要であり、

全く同じシチュエーションなどありえないし、ミスの多いスポーツだから、展開が変わる事が多く(イメージと違う事が多い)、それを柔軟に対応する力、対応力・柔軟さ・適応力が求められる。


そういった意味で、
サッカーとは、
とにかく周りを見て
考えて、判断して、アクションして、
でも、展開が変わって、
また、考えて
それにスムーズに対応して


とっても頭を使う難しいスポーツ!
でも、だからこそ、色々な事ができて、可能性も方向性も無限にある楽しい魅力的なスポーツ!

身体が小さくても
足が遅くても
判断で勝てるスポーツ!


そんなスポーツを
みんなやっているのです!


楽しむためにも、
もっともっと周りを見て
考えることができるようになる事です!

kokorozashi family

静岡県立小山高校サッカー部HP

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