神奈川交流戦①

神奈川交流戦の1日目でした。

まずは、西湘高校の皆様の会場準備や会場運営には、毎回感心させられるとともに、感謝しかありません。

このホストとしての『おもてなし』の精神を見習い、

小山高校会場で試合をする機会がある場合に活かしましょう。


結果

1試合目 vs西湘 1-4(0-3、1-1)負け

30分1本 vs厚木西B 3-0 勝ち


反省する内容が多かったです。

負け試合を大切にすることです。


守備について

いわゆる『包囲網』をつくり、

相手を網に誘導して、

狭くして、取り切る。

この為に、もっとどうしたらいいかを考えましょう。

一人一人の距離感が大切です。

距離があいてしまったら、そこから逃げられてしまいます。

網が破れていたら、そこから魚は逃げます。

良い距離感を保つ=良い包囲網をつくるには

①どちらに追い込んでいるのかを声で共有する

 どっちに追い込むかわかれば、次のポジションを考えられます。

 そして、2トップの二人の追い込みのスタートの仕方が

 非常に重要です。追い込もうとしているのに、簡単に逆サイドに変えられるようでは、網として成立しません。


②一回で追い込みをやめない。

 追い込みをやめる選手が一人いたら、そこから漏れが生まれます。

 取り切るまで、全体で包囲網を作り続け、狭くしていくことです。

 取り切るまで、全員歩かない!これが大切です。

 11人全員が、絶対にいるべきポジションがあり、

 相手のボールの移動によって、そのポジションが変化します。

 だから、ボールを取るまで、歩くこと(その場に止まること)

 など、ありえません。

 今日は、この部分が足りてないと特に感じました。


取り切るために

包囲網をつくっていき、

どこかで取り切る必要があります。

包囲網のイメージとしては、

ボール保持者に近い程、

網の目は細かい=コンパクト

になっている必要があります。

守備をしている仲間の位置が近くなれば、

チャレンジ&カバーの関係が近くでつくられ、

ボール保持者に対して、強くいけます。

この、強くいった1枚目の人の後の2枚目人の対応が非常に大切です。

強くいく1枚目の選手も、一発でいってはいけません。

縦・内どちらかを限定して、相手にターンなどをせざる終えない状況をつくります。

そして、ターンしたところを2枚目がいく。

こういったイメージを持つことです。




攻撃については、

自分の型を、自分のプレーをすることができている選手

(特に楓斗は良かった)

どうしていいかわからず、パニックになりながらも、一生懸命やっていた選手

に分かれました。


基礎技術の向上の話はしましたが、

今日明日で技術が飛躍的に向上することはありません。


コツコツ毎日考えながら、積み重ねていくことが必要です。


明日の試合で変えられるとしたら、

【ポジショニング】

です。

ポジショニングとは、シンプルに整理すると

【どの位置に、どういう体の向きでいるか】

ということです。


相手に追い込まれないポジショニング(位置と向き)

前を向けるポジショニング

ゴールに向かえるポジショニング

味方の助けになる気の利いたポジショニング


明日の試合までに、

こういう時にこういうポジショニングをしよう

ということをイメージして(書いて)

おくと、明日の試合が変わると思います。

チャレンジしましょう!




最後に、

サッカーが上手くなって欲しいし、

サッカーが強くなって欲しいです。

その為に努力して欲しいです。

この気持ちは変わりません。


ただ、絶対に勘違いしてはいけないのは、

サッカーが上手ければいい

サッカーが強ければいい

のではありません。

サッカーが上手いだけの人間は魅力的ではありません。

サッカーが強いだけのチームは応援されません。


人間的にどうなのかが大切です。

感謝や謙虚、優しさ、気配り気遣い

こういったことが

選手としてもチームとしてもある

魅力的な選手、チームになりましょう。

これは、忘れてはいけない一番大切なところだと思います。




明日も頑張っていきましょう。


kokorozashi family

静岡県立小山高校サッカー部HP

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