今、どうするか

学校が再開し、今日で一週間が経ちました。

この一週間で3年生一人一人と話をしました。

それぞれの想いを聴きました。

それぞれのこれまでと

それぞれの今と

それぞれのこれからと


一人一人に寄り添いながら

正解はなくとも

「あなたらしい選択」

の手助けをしたいと思います。


今日、2年生と話をしました。

2年生も悲しさ、不安、不透明さ

そんな想いでした。



サッカー専門部として

何時間も何時間も

代替の大会の検討会議をしたと聞いています。


「中止」

と決めてしまえば簡単ですが、

やはり、

「大きな想い」

があります。


「少しでも、サッカーを、この仲間と」


その想いで

検討に検討を重ねてくださっています。

そのことは忘れないで欲しいです。




全国の高校生が高校総体中止という現実をたたきつけられました。


先日、TVの中で、全国大会を目指しているある学校の部活動の特集がやっていました。


そんな中で、その水泳部の3年生のある部員の言葉が印象的でした。


「コロナの影響で、学校が休校になり、部活もできない中で、総体の中止もあり…そんな中で、凄い考える時間が増えて、考えていくうちに、どんだけ部活動が強くても、どんだけ速く泳げても、目標がなくなってしまったら、ダメになっちゃうんだな。だから、今は、また目標を決めて、それに向けて頑張っていくことが大事なことだと思う」


と。




サッカー部での活動を通して

「人間的な成長を遂げる」

これが、私がサッカー部を持たせてもらってから、

今も変わらない信念です。


人間的成長とは、優しくなる事。

人間的成長とは、強くなる事。

逆境を乗り越えていく力がつくこと。


そして、サッカーというスポーツを通して、

「最後の最後まであきらめない気持ちを持つこと」

「最後の最後まで全力で頑張りやり抜くこと」

「上手くいかない時間帯があっても、心を乱れずに、常に前を向いて頑張ること」

「切り替えを早くすること」

こんなことを学んできたのではないでしょうか。



インターハイはありません。

代替の試合の有無は、来週頭に連絡が来ると思います。


そして、月曜日から部活動が再開できます。



一人一人、この困難な事実を受け止め、受け入れ、

どう行動していくことが、自分らしいのか

考え、

6月1日に会いましょう。


kokorozashi family

静岡県立小山高校サッカー部HP

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